さて、21年前の今日、弟を亡くしました。
何度かこのマガジンの中でも触れてきましたが、弟とは双子のように仲良しだったので、その喪失感といったら「自分が半分死んだ」ような感覚でした。
さらに家庭環境が複雑だったこともあり、立ち直るまでに20年もの歳月を要しましたが、1年前にようやく半分の自分が再生してからというもの、生きることが楽しくて仕方ありません。
昔からの友達に会う度に「うわー!また会えた~!うれしいなぁ!」とじんわり泣けてきて、新たな素敵な出会いをする度に「うわー!うれしい!生きてて良かった~!」と感動してまた泣く日々を過ごしています。
私は本当にしょっちゅううれし泣きをするので、娘に「どーったの?かなしいの?」と心配されます。
「人はうれしくても涙が出るんだよ」と言っても、4歳児には納得できない模様です。
これは妄想の域ですが、なんか弟と一緒に生きるようになったな~と勝手に思ってます。
とにかく人が大好きで、物事を何でも面白がれる弟でした。
この夏に弟の友達でもあるコラムの松本君に久しぶりに会ったとき「お姉ちゃんはほんまアイツの姉ちゃんって感じするっすわ!」って言ってくれたのが、もうめちゃくちゃにうれしかったです。
去年まで、10/3は弟を想って泣く日でしかなかったけど、今年は周りへの感謝があふれる日になりました。
1年前には想像もできなかったほど、たくさんの人との再会があり、新しい出会いがあり、本当に今、充実しています。
でも、落ち込んでる20年の間も、私は常に明るい方へ明るい方へとあがいてました。
人付き合いもずっと自分に鞭打ちながらでも続けてきました。もちろん好きな人たちとだけですが、その数はわりと多い方だったと思います。
そして悲しい時こそ笑える映画を見て、前向きになれる音楽を聴いてました。
キャラ的にも悲劇のヒロインみたいなのは似合いませんからね笑。
IWGPはカッコイイけど、悲しいときは木更津キャッツアイの方が元気になれる。
ヒップホップはカッコイイけど、苦しいときはジャパレゲの方が明るくなれる。
世代感を余すことなく醸し出してますねw
そうですね~、無意識だったけど、ずっとずっと今みたいな根っから明るい自分に戻りたかったんだと思います。
今は心と気持ちが一致してるので、めちゃくちゃ楽です。
これからも周りの大切な人たちとワイワイしながら生きていきたいです。
そしてどこ行くにも、アイツも一緒に連れてってやります。
あ、そうそう。
今日、夏休みのお土産のどじょうすくい饅頭、無事に渡せました!
賞味期限が今日までだったにも関わらず、2人ともめっちゃ喜んでくれました〜♪
キャッチャーと交錯しながらも、セーフ!
お土産も人生もまさに起死回生ですねw
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