神戸の北野の異人館街は観光地として有名だが、神戸の人がわざわざ行く場所ではあんまり無い。
私はこの近くに住んでいるのでよく通るが、北野は異国情緒あふれる景観が素晴らしいので、神戸近郊の人にももっと来てほしいなぁと常々思っている。
異人館以外にも面白い場所がいっぱいあるし、なんといっても北野には、日本にここだけレベルの色んな宗教の寺院や教会が点在しているので、色々巡ってきた。
今回は、世界の寺院編。
日本唯一のジャイナ教寺院
まずはなんといっても、日本で唯一ここにしかないジャイナ教の寺院へ。
ジャイナ教は仏教と同時期に始まったインドでもマイナーな宗教らしい。
北野界隈にはインドさんがたくさん住んでるからここにあるのかな。
日本でここだけ！というプレミア感に期待を抱いて行ってみたら、知らなかったら確実に素通りしてしまうほど周りの住宅街に馴染みきっていたよ、ジャイナ教寺院。
実際何回も通ったことある道だったのに、今まで気付かず素通りしていた。
寺院というより、ちょっと凝った作りの友達の実家って感じだ。
建設会社社長のお父さんが完全に趣味に走って建ててもた家みたいだ。
これは期待し過ぎた状態で遠くからわざわざ来たら、少しガッカリしてしまうかもしれない。
でも「日本で唯一の寺院なのに友達の実家みたいな所」だと割り切って見に来たら楽しんでもらえるかも！という一縷の望みに賭けたい。
ちなみにインドのジャイナ教徒はお金持ちが多いことで知られているそうだ。
やっぱりちょっと金持ちな友達の実家だと思えば親近感が湧いてくる。
中を見学できる日もあるそうなので、気になる方はゼヒ調べてから行ってみてください。
神戸ムスリムモスク
お次は神戸ムスリムモスク。
公式HPによると、1935年に神戸在住のトルコ人、タタール人、インド人貿易商らの出資により建てられた日本で最初のモスクとのこと。
ウルトラマンエースに出てくるヤプール人なら知ってるけど、タタール人って何？新人さん？と思って調べてみたら、様々な民族を指す総称らしくてますます謎は深まるばかり。
有名人でいうとフィギュアスケートのアリーナ・ザギトワ。めっちゃ美人やん！
タタール人も日本では神戸に多く住んではるみたいやし、いつか知り合ってみたいなぁ。
モスクはいつでも見学自由なので入ってみた。
入口のところにいたイスラーム系のおっちゃんたちが笑顔で招き入れてくれた。
ちなみに内部は撮影禁止で、男性は1階、女性は2階しか入ることができない。
礼拝時間を示す小さな電光掲示板があったのが印象的だった。
中はめっちゃ異国の香りがした。
日本どころかめっちゃ家の近所やのに、海外に来た気分になれて、これは良い。楽しい。
意外と神戸に住んでても行ったことない人の方が多いと思うので、こちらもゼヒ行ってみてほしいです。
次回は北野の教会編をお届けしまーす。
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