ぐうたら狂 松本亮の【退屈と刺激】第17回「ジェットコースター」

退屈と刺激

気温も上がってきてやっと外出しやすい季節になってきた。散歩するだけでも気持ちがいい。
遊びに出掛けたくなる。

俺は遊びに誘ってもらったら基本的にはどこにでも行く。公園にでも動物園にでも美術館にでもライブハウスにでも雀荘にでも。あまり興味がないところでも誘ってくれれば行くほうやと思う。
でも遊園地だけは抵抗がある。なぜなら俺はジェットコースターに乗ることができひんから。
単純に怖い。面白さが全くわからへん。罰ゲームでしかない。お金払って罰ゲーム受けるなんて狂ってる。

決して遊園地が嫌いなわけではない。怖くない乗り物は乗れる。むしろ乗りたい。ジェットコースターの類のものが無理なだけ。
じゃあジェットコースターに乗らんかったらいいやんって言う人もおると思う。俺もそう思う。
でも実際に遊園地に行ってジェットコースターに乗ることを拒否したら空気読まれへん奴みたいな扱いをうける。何とも言えへん変な空気になる。絶対に俺は悪くないのに俺が悪い感じになる。最悪。
ジェットコースターに乗りたい人が乗ってる間(わけわからんぐらいの並び時間も含めて)も全然待てる。全く嫌じゃない。温かい家族とか幸せそうな恋人達とか楽しそうな若者達を見ながらチュロスでも食べとくし。隅に追いやられた喫煙所(各アトラクション毎の間隔で喫煙所作れ、もしくは全面喫煙可にしてくれ)でタバコ吸っとくし。
それやのに何でジェットコースターに乗せようとするん?嫌がらせ?もしかして俺めっちゃ嫌われてる?
それやったら最初から遊園地に誘わんといて!

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編集長

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神戸を愛し神戸に愛され続けて38年😆👍(つまり38歳)人と喋ることと文章書くことが好き過ぎて、うっかり編集長になってしまったタイプです。神戸及び兵庫県の『人』をクローズアップしたインタビュー記事をメインに、神戸っ子たちのコラムも充実♫ 地元の人にも神戸以外の人にも、軽〜く友達感覚で読んでもらえたらうれしいです😊💓

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