「退屈と刺激」の第2回に書いた地元の友達の1人が鈴蘭台で焼鳥屋をやっている。
もうオープンして2年?ぐらい経ったはず。世間が流行り病で騒ぎ始めた頃やった。
オープンしてすぐの時は何度かバイトさせてもらった。
焼鳥屋をすることが決まってオープンする前に店の名前をどうしようかと相談があった。
真剣に相談されてたのに俺を含む地元の友達たちは大喜利のお題と勘違いして大いに盛り上がった。
その大喜利で出てきた名前は当然のように全て却下され「焼鳥かしお」がオープンした。
まさかmixiのアカウント名から決まるとは。
味はとても美味しい。友達贔屓とかじゃなくてとても美味しい。
何年も平日はトラックに乗って週末は焼鳥屋さんでバイトをして修行していた。
今の味に辿り着くまでの情熱と苦労を俺は知っている。
友達の真剣な姿はいつも俺を勇気づけてくれる。
あの頃「こんなふうになったらいいなー」と思っていたことがカタチになった場所。
とても嬉しいし誇らしい。
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